認めること
尾張旭市のピアノ教室Alla breveです。
寒くなりましたね。
風邪、大丈夫ですか?インフルエンザで学級閉鎖、続出のようです。
さて今日はちょっと真面目な話を。
たまには。
レッスンの風景でよくあるのが、ちょろっと弾いて、先生に直してもらって、またちょろっとひいて、なんだかんだと直してもらって、というスタイル。
特に日本で多いスタイルなんですが、私は採用しません。技術を磨くためには効率的かもしれませんが、心を磨くためには逆効果だと思うからです。
1週間、それぞれ忙しい中時間を作って練習した成果を、まず、全部受け止めて聴く。簡単に言えば、通して弾かせる、それをちゃんと聴く、という作業です。それが生徒ちゃんを認める第一歩だと私は考えます。途中で余計な口出しはしないで、音楽の向こう側にあるものを汲み取るのです。
努力した点やよくできてるところを認め、言葉に表してから、もっとよくなるようにアドバイスをします。そうして、生徒ちゃん自身も自尊心と探究心をつけていくのです。
口やかましく注意ばかりじゃ、卑屈になってしまいます。おだててばかりじゃ、勘違いしてしまいます。
まず、認めること。そこがレッスンのスタート、人間関係もスタートすると私は思います。
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